ブログ - 2024年12月


大晦日

今年1年たいへんお世話になり、誠にありがとうございました。皆さまにとって、来年が輝かしい1年となるよう心からお祈り申しあげます。

おせち食材高騰

おせち料理に使う食材の卸値が高騰しています。イクラは親魚であるサケの漁獲高が世界的に不漁となり、前年に比べて7~8割値上がりしました。バブル期以降で最も高いようです。ローストビーフに使う牛肉も最高値水準にあります。食材高騰は百貨店などの店頭価格に反映されています。お財布には本当にめでたくない年明けになりそうです。

本日御用納めです

帰省ラッシュ時に強烈寒気流入⁉

今年も残り6日になりますが、年の瀬に冬の嵐に見舞われそうです。明日27日(金)から28日(土)をピークに強い冬型の気圧配置になり、強烈な寒気が西日本まで流れ込む見込みです。雪のエリアが拡大し、西日本の雪に慣れていない地域でも雪が降る可能性があります。帰省の時期に重なるため、一層、交通情報や気象情報に注意したいですね。

「公益通報者保護制度」見直しへ

公益通報者保護法制度の見直しを議論する消費者庁の有識者検討会が24日、報告書案をまとめました。それによりますと、通報を理由とする解雇や懲戒に刑事罰を導入するほか、正当な理由なく通報者を探す行為も禁止します。通報者を手厚く保護することで制度の実効性を高めます。同庁は近く公益通報者保護法改正案を国会へ提出します。こうしたなか、企業は今後、処分の判断に至った経緯の記録、理由について詳細な客観的証拠を残しておく必要性が生じます。

完全オンラインに向けて(株主総会)

政府の規制改革推進会議は株主総会を完全オンラインで開くのに必要な手続きをしやすくする方針です。定款の変更や所管大臣による確認も不要とします。少数株主でも意見を表明しやすい環境を整え、総会を活発にする狙いがあります。完全オンラインにすることによって、企業にとっては会場を設ける費用を圧縮できます。株主は参加者全員が平等な環境で質問が可能になります。リアルとオンラインを併用する場合、実際の会場での質問が優先されるケースが目立つとしています。

伴走型支援しています!!

フリーランスの会社員転職が増加

組織に属さず働くフリーランスから会社員への転職が増えています。人材大手のリクルートとパーソナルキャリアでは、2024年4~9月の仲介人数がそれぞれ5年前の3倍近くに達しました。フリーランスは増えましたが競争も激しく、会社員復帰が進んでいるようです。ドクターx大門未知子も会社員復帰か⁉

コロナ融資7.6%が回収困難

新型コロナウイルス対策として実施された中小企業向けの資金繰り支援を巡り、政府系金融機関が貸し付けた約20兆円6000億円のうち、7.6%にあたる1兆5000億円超が返済困難になっていることが18日、会計検査院の調査で分かりました。金利上昇や物価高で中小企業の経営環境が厳しさを増すなか、膨らんだ債権の回収が課題となります。(金融機関は、経営改善や事業再生支援に軸足を移していますが、業績回復が見込まれる企業には伴走型支援をする一方で、返済が難しいと判断する場合は追加融資は厳しいと思われます。)

ホンダ・日産の統合協議へ

ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入る方向で調整していることが分かってきました。持ち株会社を設立し、両社が傘下に入ることを検討します。実現すれば、自動車の販売台数でトヨタ自動車グループ、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)グループに次ぐ世界3位の巨大グループとなる見通しです。日産と企業連合を組む三菱自動車が将来的に合流することも視野に入れています。

上場廃止最多の94社

2024年に東京証券取引所で上場廃止する企業は94社と13年以降で最多となる見通しです。これにより東証の上場企業数は初めて減少に転じます。東証や投資家から企業価値向上要請が強まっていることが背景にあります。企業の新陳代謝が進めば、世界の投資マネーを呼び込む原動力となります。ただ、上場企業数が減ってもすぐに成長企業が現れるわけではありません。また、市場に残ることを選んだ企業には上場コストを上回る成長を求めるプレッシャーーが強まります。今後は成長企業をどのように育てるかが課題となります。

「コールドムーン」

今日18時2分に今年最後の満月を迎えます。12月の満月は「コールドムーン」とも呼ばれています。今夜は太平洋側を中心に晴れて、満月を見られる所が多いということです。

巨大な「うなぎパイ」のオブジェ

銘菓「うなぎパイ」の巨大なオブジェが目を引くデジタルサイネージ(電子看板)が13日、浜松駅構内に登場しました。浜松を訪れる人を歓迎しようと、うなぎパイ製造元の春華堂などが設置したものです。新たな待ち合わせスポットとして定着を目指します。今後5年間は設置するということです。

今年の漢字(2024)

小倉智昭さん追悼

合点・納得!!

景気回復基調⁉

国内景気の回復基調が続いています。内閣府の国内総生産(GDP)改定値を踏まえた最新の民間予測では、10~12月期の実質GDPも前期比年率1.0%増と3四半期連続の成長が続いています。背景として設備投資が全体を牽引しているようです。一方、物価上昇で個人消費は伸び悩む可能性を有しています。個人的には景気回復基調の実感はないですね⁉

本日のMyランチ

追悼

米で職人育成(積水ハウス)

積水ハウスが米国で職人の育成を始めます。日本から現場監督や設計士を派遣し、精度の高い施工技術などを伝授します。トランプ氏の大統領就任が決まり、移民の働き手が多い米建設業界では人材不足が懸念されています。積水ハウスは幅広い業務に対応できる職人を自ら育て、米国市場の開拓に本腰を入れることになります。

「新語・流行語大賞2024」

「授業料値上げ」大学の4割

2025年度以降の授業料引き上げについて、4割の大学が既に実施したか検討中であることが2日、日本経済新聞社が全国の国公私立の大学長を対象に実施した調査で分かりました。このうち5割が奨学金制度や授業料軽減・免除の拡充を検討しています。授業料引き上げと学生への経済的な支援をセットで実施する動きが広がってきました。教育の現場にも物価高騰の荒波が押し寄せています。