ブログ - 2018年3月


たんぽぽ(別離)

たんぽぽの花言葉の一つに「別離」があります。ちょうど今の時期、卒業や転職など現在の場所から巣立っていく人へ贈る場合にピッタリです。たんぽぽは、土地がアスファルトでもしっかり根づき、何度踏まれても行き続ける強い花です。そんなたんぽぽのように、どんな試練でも乗り越える強い力を持ってくださいと花にメッセージを添えることで、もらう方は自分の行く先を改めて見据えることができるのです。小さいお日様のような可愛い花、ふわふわの綿毛、誰にでも好かれるたんぽぽのメッセージ性に惹かれます。

65歳定年

60歳定年が日本企業の8割を占めるなか、給与水準を維持してシニアの士気を高める定年延長を選ぶ動きが広がっています。日本経済新聞社がまとめた「社長100人アンケート」によると、2割の企業が定年を60歳から65歳に延長する意向を示しています。既に導入している企業を含めると3社に1社に達します。ただ定年延長を含めたシニア雇用拡充には、課題も多く残ります。具体的にはシニアの職務・ポスト不足、世代交代の停滞、総人件費の増加などです。今後、シニアの活用と若手の育成を両立した人事戦略の構築が不可欠となります。

事業承継支援の拡大

浜松商工会議所会館の「はままつ起業家カフェ」で事業承継に関する相談業務を開始します。中小企業診断士が跡継ぎの有無や収益情報といった企業の基本的な状況の把握や事業承継の具体的なステップについて個別に相談を受けます。今後、われわれ中小企業診断士の役割と責任が一段と重くなりそうです。

東芝「サザエさん」CM提供終焉

経営再建中の東芝が、一部の地域を除いて3月25日放送分を最後に、国民的アニメ番組「サザエさん」のスポンサーを降板します。背景には厳しい経営環境による経費節減や、白物家電事業を中国資本に売却しており、一般消費者への宣伝効果を意識する必要性の低下があります。1969年からメインスポンサーを務めてから約半世紀にわたるCM提供に幕を下ろすことになります。CMスポンサーの変遷をみても企業や業種の栄枯盛衰を感じてしまいます。

バラエティ人材

大垣共立銀行は、2019年4月1日入行の新卒採用活動で‘脱・銀行’を目指した多彩な人材を募集します。通常選考とは別枠で「バラエティ・タレントコース」を新設し、特定分野で優秀な人材を獲得します。総合サービス業として多種多様な顧客ニーズに対応するのが狙いです。具体的には、スポーツ、文化、IT、ビジネスなどの分野での秀でた取り組みや実績について、映像や実演によるプレゼンテーションなどで評価するようです。このような取り組みによって、文系のイメージが強かった金融機関に新たな魅力が加わり、大きなシナジー効果が期待できます。正に企業は人なりです!!

コンビニ成長神話に陰り

コンビニエンスストアの客数の減少は止まらないようです。日本フランチャイズチェーン協会は、20日に開店から1年以上経つ既存店の来店客数が24ヶ月連続でマイナスになったと発表しました。ドラッグストアなどが生鮮食品の扱いを増やしたり、24時間営業の店舗を増やしたりしてコンビニの客を奪っていることが要因の一つです。小売の「勝ち組」だったコンビニの成長神話にも陰りがみえてきたようです。

AIで財務の変調を検知

三井住友銀行が今夏にも人工知能(AI)を使って貸出先の財務が改善したり、悪化したりする兆候を検知するシステムを稼動させます。口座を出入りする資金の流れなどから業況を把握し、事業改善に向けた提案や融資の判断材料とします。こうした企業の変調にいち早く気づくことができれば運転資金の貸出を提案したり、先を見越して具体的な改善のためのアドバイスをしたりしやすくなります。各金融機関は、一般事務などの代わりにAIを活用してきましたが、融資審査のように本業の業務分野でもAIを生かす動きが広がり、金融マンの仕事もAIとの共存という大きな変化の時代を迎えています。超AI時代の生存戦略の構築が必要不可欠です。

常葉大学地域貢献サークル「Cocoa」が新商品開発

奥浜名湖商工会と常葉大学地域貢献サークル「Cocoa」が地域の商店と協力して新商品を開発・販売する「バリューアッププロジェクト」報告会が奥浜名湖商工会館にて16日に開催され、その活動内容などが今朝の中日新聞に掲載されました。

私もコメンテーターとして出席しており、そのコメントがちょっとだけ掲載されています。それにしてもいつも感心させられることは、学生たちの感性と発想力の凄さです。既成概念と先入観に支配されている自分とは大きな違いです(笑)

冬季限定のかき氷「ごろっとみかん」や夏でも美味しい「アイスみそまん」など、新たな奥浜名湖地域の名物に成長することを期待します。常葉大学地域貢献サークル「Cocoa」の皆さん!活動たいへんお疲れさまでした。そしてこれからもご支援をよろしくお願いいたします。

 

商用ドローン今夏解禁へ

ドローンの商用化へ政府が動き出しています。今夏に離島や山間部で荷物を運べるようにするほか、2020年以降の都市部での本格解禁を目指し検討段階に入っています。現在は人の目が届かなくなる場所での飛行を原則制限していますが、荷物配送やインフラ管理、測量など企業ニーズは高まっています。また、深刻な人手不足に対し、荷物輸送や遠隔監視などで果たす役割は大きいとされ、企業の生産性を高める一つの手段になる可能性を秘めています。ただ、都心では電柱やビルなどとの接触回避が強く求められるため、飛行可能な機体の認証制度や操縦者資格などの新設などの検討課題があります。いずれにしてもこれからドローンビジネスは活発化していくことが予想されます。

小規模事業者持続化補助金

「小規模事業者持続化補助金」活用個別相談会が以下の日程で開催されます。

日時:3月28日(水)9:00~17:30

会場:奥浜名湖商工会(北区細江町気賀595-1)

専門家(相談員):中小企業診断士 杉本光生

お問い合わせ・お申込み:奥浜名湖商工会

電話:053-523-0713

FAX:053-523-0988

申込期限:3月20日(火)

キッズコーナー

キッズコーナーは、商業施設などに設置された子どもの遊び場の総称です。特に無料の小型の設備のことを呼ぶことが多いです。消費不況もあり、来店を増やし顧客満足度を高め、リピーターにつなげる面が評価され、あらゆる場所に多く設置されるようになりました。

因みに私が週2回の相談(員)を担当している「はままつ起業家カフェ」でも、キッズコーナーが設置されています。起業を目指している子連れの方にも安心して来所いただけます。いつでもお待ちしております。

最善(良)のサービス提供

これは最近あった事例です。洋風居酒屋を起業したいという若者Kさんの依頼で一緒に事業計画書を策定しました。自己資金が少ないうえに、開業資金が1500万円必要なことから、私もそうそう簡単には融資に応じてもらえないだろうと思っていましたが、Kさんの過去の実績に基づいて策定した事業計画書の内容はよくまとまっており、「とにかくKさんの創業の思いや自信をぶつけてきて」とアドバイスし送りだしました。

まず出向いたのはA金融機関でした。案の定、1500万円の設備投資は負担が大きすぎると一刀両断で否決されました。しかたがないので次に行ったのがB金融機関です。こちらの担当者は、1500万円の設備投資をリースやリサイクル製品で削減することを提案し、それでも不足する資金を日本政策金融公庫との協調融資で対応するよう迅速に便宜を図ってくれたのです。さらに驚いたことには、Kさんの居酒屋で提供するメニューをモニタリングを兼ねて試食し、適切なアドバイスまでしてくれたというのです。Kさんは私にB金融機関の対応にとても感謝し満足した様子で報告してくれました。B金融機関は、A金融機関のようにただリスクを避け否決するのではなく、「どうしたら融資を行うことができ、何をどう評価することが最も重要なのか、そして開業に導くことができるのか」という視点で真剣に、真摯な態度で取組んでいたのです。

この事例は、全ての業種・業態に共通することです。つまり、「現状できる最善(良)のサービス」を提供することがいかに重要なのかということです。このようにAとB両金融機関の対応の違い(格差)が生き残りの分岐点になるのだと思います。

東日本大震災から7年

東日本大震災から11日で7年が経ちました。岩手、宮城、福島県では津波で壊された沿岸部の街の再建が進んでいます。日本経済新聞社の行った調査によると、被災地の人口分布は、人口が減りながら中心市街地の人口密度は震災前より上昇した自治体が複数あることがわかりました。これは病院など生活に密着した核となるインフラを中心部に配置し、住民を集めたのが共通点です。被災地での街のコンパクトな再建は、日本各地の今後の街づくりのヒントになりそうです。

はままつ起業家カフェ

私が相談員をしている「はままつ起業家カフェ」の名刺サイズのPRカードができました。主な業務内容は、①中小企業診断士など専門家による起業相談が無料で受けられます。②起業に関するセミナーやイベントを開催しています。③起業に関する補助金などの情報を提供しています。④地域の支援機関と連携して一丸となってサポートします。⑤フリースペースで打ち合わせや調べごとができます(無料wifi・電源OK・無料PC)あなたの起業という「夢」を全力でサポートします!

イチロー選手マリナーズ復帰

米大リーグ、マリナーズにイチロー外野手が6年ぶりに復帰することが決まりました。イチロー選手の起用法は現時点で未定ですが、外野の全ポジションをこなせるイチロー選手は、代打中心だった昨季から一気に出番が増える可能性があります。繊細な打撃感覚をつかむまで時間がかかるタイプだけに、出場機会が増加すればプラス効果が大いに期待できそうです。44歳のイチロー選手の活躍が今から楽しみです。

花粉症

この時期に悩まされることは花粉症です。鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、だるさもあります。私も悩まされているうちの一人です。なんとか耐えて頑張っていますが、ここのところ、ちょっと症状が重くなっています。スギ花粉については、抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬を定期的に服用することや、唯一の根本的治療としてアレルゲン免疫療法(減感作療法)が注目されています。いずれにせよ仕事や身体にに影響が出ないよう専門医に相談に行くことになると思います。

百円紙幣

最近、部屋の片付けをしていたところ、机の引き出しの奥から百円紙幣が出てきました。私が子供のころは、百円紙幣をよく使っており、とても懐かしく感じました。

百円紙幣は、1953年12月に発行を開始し、1966年8月26日に廃止が閣議決定され、1974年を最後に日本銀行からの支払いが停止されました。

時の移ろいとともに、昭和という輝いていた良き時代がどんどん遠くなっていきます。

近代セールス3.15特集

金融専門誌「近代セールス」3.15特集で、「中小企業と外部専門家等との円滑な橋渡しができる点をアピール」というテーマで執筆させていただきました。ビジネスマッチング、産学連携、海外展開支援、ネット活用・ブランディング支援、税理士法人連携による経営支援などについて事例を挙げ解説しています。購入をご希望の方は、当事務所HPからもお求めいただけます。

 

羽生選手に国民栄誉賞授与へ

冬季五輪フィギアスケート男子で連覇を果たした羽生結弦選手への国民栄誉賞の授与が検討されるとの報道がありました。今後、有識者の意見を踏まえ、正式に決定します。右足首のけがを乗り越え、同種目で66年ぶり、冬季五輪の個人種目で日本人初の2連覇を達成した点が評価されました。羽生選手のインタビューをみていつも思うことなんですが、礼儀正しく、誠実な受け答えに加え、頭のよさを感じさせます。まだ23歳、とてつもない可能性を持った素晴らしい選手だと思います。

3月がスタート

時の経過は早いもので、本日より3月がスタートします。暖かくなるのは大歓迎ですが、今日のように強風が吹き荒れると花粉症との闘いになります。体調管理をしっかりと行い乗り切りたいと考えています。確定申告や年度末で忙しい方は、とくに無理をしないよう気をつけてください。健康第一です。