ブログ - 2016年9月


織田信長にみる経営学的視点

昨日は、研修講師打ち合わせのために、岐阜まで出張しました。JR東海道線の岐阜駅広場には、「織田信長公像」があり、岐阜入城・岐阜命名450年へのカウントダウン表示がありました。織田信長は、戦国時代最大の革新者と言われています。その革新は、経営学からみて、現代にも模範となることが多いようです。①事業コンセプトの導入であり、具体的には「天下布武」という天下統一を宣言し、目標を明確にし自身と配下の武将の心を一つにしたことです。②組織改革であり、機動的な戦闘集団にすること、主従の命令関係を明確にするために配下の武将をその所有する土地から切り離し俸禄を与えて常備軍として城下に集めたことです。いずれの革新事項についても、我々現代人にとっても大いに参考になるかと思います。やっぱり織田信長が日本人にとって、とくにビジネスマンにとって大きな魅力があり、絶大な人気があることがわかります。

中小企業診断士理論政策更新研修

平成28年度中小企業診断士理論政策更新研修が9月24日(土)にアクトシティ浜松コングレスセンターで開催され参加してきました。今回の主要なテーマの一つは「事業承継(小規模事業者等)」です。講師は、静岡県事業引継ぎ支援センター統括責任者・中小企業診断士の清水至亮氏が担当されました。

主な内容は、事業承継の定義、親族内承継への対応、従業員等への承継への対応、第三者承継(M&A)への対応、「後継者人材バンク」の活用、外部との連携体制、でした。短い時間でしたが、実にわかりやすく丁寧に解説していただき、たいへん参考になりました。事業承継については、これからも益々多種多様なニーズが発生してくることが予想されており、我々診断士も研鑽に励みつつ静岡県事業引継ぎ支援センターなどの外部機関と連携を図り、積極的に対応していくことの重要性を再認識することができた充実の更新研修でした。

専修大学校友会(静岡西部支部)

昨夜は、専修大学校友会・静岡西部支部「秋の懇親会」に出席しました。場所は、田町の「かに道楽」さんで、久しぶりの蟹料理とお酒、そして先輩、後輩の方々との楽しい交流・懇談で、仕事に追われる日々の疲れを癒やすことができました。校友会事務局の影山さんたいへんお疲れさまでした。これからもよろしくお願いいたします。最後は、参加者全員で校歌を斉唱しお開きとなりました。

経営革新塾2016(第6回講義)

昨夜、新居町商工会で経営革新塾2016の第6回目(全8回)の講義が終了しました。台風16号の接近による悪天候にもかかわらず、たいへん熱心に聴講していただき、本当に感謝しています。講義前半は、新商品開発のヒントについて講義し、後半は、受講生の事業計画について、私を含めて受講生同士で意見・情報交換を行いました。皆さんとても活発に発言したこともあり、改めて周囲の人間(従業員・家族・友人など)との関わりを持つことの重要性を認識しました。自分で考えている商売の構想や、新しい商品の開発、イベントの企画など、周囲の人間の意見や評価を確かめると、さらにより良いものにブラッシュアップする可能性が高くなります。

元気回復ツール

仕事でのハードな状態が続いてきますと、精神的にも肉体的にも疲労が溜まりモチベーションの維持が難しくなります。基本的には、美味しいものを食べて睡眠をとればなんとかなるのですが、それでも体力が回復しない場合は、時折ドリンク剤の助けを借ります。多少の効き目はあるのではないかと思っているのですが・・・カレンダー上では、3連休ですが特急で仕上げなければならない仕事が入っており、これで元気回復を期待しつつ仕事完遂に向けて頑張ります!!

名刺リニューアル

名刺をリニューアルしました。写真、HPのURL、裏面の情報などを変更しています。私の名刺は、オーソドックスなものですが、自分という人間をしっかりと覚えてもらうためにも、渡す名刺は工夫したいものです。顔写真・似顔絵・イラストを入れる、QRコードを入れる、貼りつけられるポストイット名刺を使用するなどもよいでしょう。名刺は単に交換しただけでは意味がありません。それを使って人脈を拡大し、次の仕事につなげたり、信頼できるビジネスパートナーに出会うために活用することが重要です。例えば、名刺交換後に自己紹介メールを送ることや、これからですと年賀状作成に活用することなど、名刺交換をとおして人脈情報をデータベース化することが重要なポイントです。

新商品開発のヒント

どの業界(企業・お店)でも業績が低迷してくると新商品を出そうとします。しかし、新商品を出してもすぐに売れるでしょうか?研究(調査)期間も短く、焦って出して売れなかったらそれこそ大変なことになります。新商品はピンチになった時に出すのではなく、できれば計画的に投入すべきです。当事務所のHPに「新商品開発のヒント」をアップし、新商品開発のステップごとに新商品を生み出すためのヒントを提供しています。ぜひ参考にしてください!!

商店寺子屋プロジェクト(奥浜名湖商工会)

奥浜名湖商工会地域活性化事業「商店寺子屋プロジェクト」を今年度も開催いたします。私が奥浜名湖商工会事務局長の時に企画し開催したプロジェクトの一つです。今年度は、引佐・三ケ日地域にもエリアを拡大します。商店寺子屋プロジェクトは、お店の店主自らが講座を企画し講師となって、そのお店ならではの専門知識やプロの技をお客さまに教える少人数制の塾です。スタンプ・ポイント会員入会などお店の「ファン」になっていただくことが最大の目的です。大河ドラマ「おんな城主 直虎」という千載一遇の追い風が吹いていますので、商店全体で大いに盛り上げていこうと考えています。どんなユニークな寺子屋が開塾するのか、今からワクワクドキドキです。

掛川市「創業支援セミナー」

掛川市主催の「創業支援セミナー」で講義を担当することになりました。たいへん光栄なことだと感謝しています。テーマは、『お金をかけないで成果をあげる販売促進活用の方法』です。広告宣伝などに多額の資金を投入すれば、確かにそれなりの成果は出ると思います。しかし、できればお金をあまりかけずに売上を伸ばしたいと考えている経営者の方も少なくないと思っています。今回の講義をとおして、そのあたりのヒントやきっかけをつかんでいただければと思います。日時:平成28年10月15日(土)13:30~15:30 場所:大東図書館 定員:30名 お問い合わせ先:掛川市役所産業労政課(担当:萩田様) 電話:0537-21-1125

餃子の店「紀楽」さん

昨夜の夕食は、餃子のお店「紀楽」さんに急遽行くことになりました。というのは、現在我が家のトイレを改修しており、その影響で台所がうまく使えない状態のためなんです。行ったのは7時半を過ぎていましたが、店内は混んでいました。流石地元に愛され続けている、店名どおり気楽に入れる雰囲気の良さ、まさに庶民のお店です。私は餃子とチャーシューメン、冷酒をいただいて帰宅しました。満足した一日の終わりでした。場所:聖霊三方原病院北側 定休日:月曜日 ※同じ敷地内に姉妹店の「蔵前屋」さんがあります。ラーメンファンにはたまらないですよ!!

 

女性渉外スキルアップ

金融機関女性渉外のスキルアップをテーマとした近代セールス9.15総特集が刊行されました。私も56Pから63P、9000字を執筆しています。おそらくここまで女性渉外の活動に深く突っ込んだ内容のものは過去になかったと思います。とても画期的な試みであると思います。金融機関において女性渉外の役割とその重要性は、これからますます大きくなっていくとともに、周囲からの期待もどんどん高まっていくものと思います。この執筆をとおして女性渉外活動の充実に少しでもお役に立てることができたなら幸いです。男性渉外の皆さんも負けてはいられないですよ!

 

※お求めはコチラ

静岡県産業振興財団(専門家派遣制度)

この度、公益財団法人静岡県産業振興財団「専門家派遣制度」に登録をさせていただきました。この制度は、創業・ベンチャー企業および経営革新を図ろうとする中小企業などが抱える種々の問題に対して、民間の専門家を派遣し適切な助言(経営分野・技術分野・情報化分野・デザイン分野・ISO認証取得分野)を行うことにより、中小企業などの順調な発展・成長の促進に寄与することを目的としています。私の登録分野は、経営分野(経営計画・事業戦略・販売計画・市場調査・人材教育など)になります。

「口コミ」の日

皆さん!今日9月3日は何の日かご存じですか?口コミ(クチコミ)の日ということになっています。クチコミは、一度「流れ」ができあがってしまえば、とても強力な宣伝(販促)方法となります。しかし、そうそう簡単には広がってはいきません。お客さまに口コミを行っていただくためには、以下のようなことに留意するとよいでしょう。①紹介報酬制度など利益面でお客さまのメリットがある。②ホームページなどに自分(お客さま)が紹介されている。③ナンバーワン、オンリーワンの商品・サービスがある。④役立つ情報をタイムリーに提供している。⑤店主(サイト管理人)が尊敬されている。要するに、お客さまに「メリットを与えるか」「お客さまの心に訴えかける」ことを意図的に行うことで口コミが伝染していくのです。

新居町商工会経営革新塾2016

昨夜、新居町商工会主催による「経営革新塾2016」の初回講義を終了いたしました。受講生の皆さま、商工会スタッフの皆さまたいへんお疲れさまでした。初回講義の内容は、金融機関を上手に活用する方法、金融機関は企業(お店)をどのような視点でみているのか、それらの話をとおして、事業計画作成の重要性や「強み」がいかに企業(お店)にとって不可欠なものかをSWOT分析を事例に挙げ理解していただきました。全8回の講義をとおして、最終的には、企業(お店)のあるべき方向性を示す「事業計画書」が出来上がることになります。今、受講生の皆さまの事業計画の作成にお役に立てる喜びを噛みしめています。

二八(ニッパチ)説の根拠

二八(ニッパチ)とは、2月と8月に売上げが下がる法則を示した俗語です。理由として考えられるのは、季節的に2月は寒く、8月は暑いため、お客さまの購買意欲がグンと落ちるということでしょうか。まだ他にもたくさん理由はあると思いますが・・・また、当てはまる業種と当てはまらない業種とにハッキリわかれると思います。

とにもかくにも8月は終わり今日から9月です。皆さまの会社やお店の千客万来・商売繁盛を心から祈念いたします。