健保財政が一時的に改善⁉

健康保険制度で会社員の扶養家族が10年間で1割減少しました。女性や高齢者の就労が進み、少子化で子どもの数も減ったことが要因です。保険料を納めずに保障を受ける扶養家族が減少すれば、短期的には健保財政は改善します。ただ、働き手の増加には限界があり、少子化も中長期的にみれば財政悪化につながり、束の間の追い風となりそうです。