軽自動車の平均価格が約20年前の2004年に比較して、約6割上昇したことが総務省の小売物価統計調査で分かりました。04年平均の101万3250円に対し、24年1~4月の平均価格は各月とも162万4308円でした。このままいけば24年平均は初の160万円台が視野に入ります。価格上昇の要因は、自動ブレーキなどの安全装置の充実や原材料費の高騰が影響しています。軽自動車は地方の足として販売台数は底堅く推移していますが、物価高に加え賃金が伸び悩むなか、価格上昇は家計の重荷になりそうです。最早、「庶民の足」ではなくなってきました⁉