ヤマダホールディングス(HD)は7月から三菱自動車の電気自動車(EV)を販売します。法人向けから入り、将来は個人向けにも広げます。他に修理や車検もヤマダが請け負います。家電同様に店頭で一定の値引きもする方針です。EVを新しい家電と位置づけ、太陽光発電と住宅を組み合わせた売り方(スマートハウス)も取り入れます。一方、三菱自動車は、ヤマダの店頭を通じ、これまで販売店で獲得が難しかった顧客層にEVの販売を拡販することができます。両社の利害が一致した異業種参入で国内EV普及に弾みがつく可能性があります。