国立社会保障・人口問題研究所は26日、長期的な日本の人口を予測した「将来推計人口」を公表しました。それによりますと、2056年(33年後)に人口が1億人を下回り、59年(36年後)には日本人の出生数が50万人を割り込みます。人口規模を維持できなければ国力は萎縮します。人口減少社会でも経済成長の維持を目指す施策を急ぐ時期に迫られています。少子化対策は出産や育児への財政支援だけではありません。例えば、先端技術の開発を人口減対応の観点から進め、人工知能(AI)などを上手く活用すれば労働代替が期待できます。子育てしゃすい環境づくりにつながれば出生率も改善する可能があります。それにしてもショッキングな数字の公表となりました⁉