メーカー品の値上げラッシュが続くなか、食品スーパーでプライベートブランド(PB)の存在感が強まっています。業界団体の2022年の調査では、PBを取扱うスーパーの割合が76.5%に達し、21年から5.9㌽上昇しました。比較できる過去6年で最も高い水準となりました。割安なPBを拡充し、節約志向を強める消費者の需要を喚起します。ただ、PBも安さだけでは競合店との違いを打ち出すのは難しくなっています。最近の傾向として、品質や独自性にこだわった商品を開発するスーパーも増えているようです。我々消費者にとっても、賢い選択が必要のようです。