静岡銀行など90を超える地銀や信金が仲介役となり、大企業の人材を中小企業に紹介する取り組みが開始されます。高度なスキルを持つ人材は都市部の大企業に集中し、地方の中堅・中小企業では経営を担う人材が不足しています。政府系金融機関が管理するサイト(レビキャリ)に転職や副業を希望する個人が登録できるようにし、地銀などが人材のマッチングを受け持ちます。雇用の流動化を官民で促します。転職を前提とする移住に躊躇する人もいますが、副業や兼業であったり、テレワークが広がったりすれば、地方企業への求職者も増える可能性がありそうです。