関脇御嶽海が結びの一番で横綱照ノ富士を寄り切り、13勝2敗で2019年秋場所以来13場所ぶり3度目の優勝を決めました。場所後の大関昇進は確実となりました。関脇以下で3度の制覇は昨年春場所の照ノ富士以来2人目です。大関の貴景勝や正代に比べると相撲の安定感は高く、怪我による休場が少ないのも大きな強みです。このまま横綱へと一気に突っ走るか、はたまた貴景勝や正代が意地をみせそれを阻むのか、とても興味があります。あとは若隆景、豊昇龍などが三役に定着すると次の大関昇進の可能性が高く、大型化・引き技主流の相撲界に新たな魅力が加わると思います。