鉱物資源供給リスクの上昇

鉱物支援などの国際商品価格が2020年半ばから急上昇しています。需要の急回復に加えて鉱山操業や物流の停滞が足元の需給を逼迫させています。短期的な要因が資源高を牽引していますが、上昇は一過性にとどまらないとの見方も出ています。投資抑制や脱炭素をにらんだ需要増といった中長期の構造要因があります。少資源国の日本にとって、これらの動きがどう経済や生活に影響を及ぼすのか不安視されます。