帝国ホテルは食事など定額制のサービスが付随した「サービスアパートメント」の事業を開始します。客室の一部を改修し、99室を専用のアパートに切り替えます。専属のスタッフが付き食事や洗濯などを定額で提供します。新型コロナウイルスの影響でホテルの稼働率は長期低迷が続いており、ホテルならではのサービスや設備の強みを生かし、新事業を育てる試みです。また、コロナ下でテレワークが普及するなか、経営者などのビジネスパーソンに第2の仕事場として利用してもらうことなど想定しています。法人による事業継続計画(BCP)の一環や富裕層のセカンドハウスとしての利用も見込んでいます。価格は約30㎡の客室で、税・サービス料込み30泊で36万円です。意外に低価格です。間違いなく需要があります。