オフィス賃料が下落傾向

長期にわたり活況を呈していたオフィス市場が転換局面に入りました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気の後退と働き方の見直しで、オフィス需要が減退するのではないかとの見方は多くなっています。東京都心では過去最低水準だった空室率が急上昇し、2008年のリーマンショック前の高値を超えた賃料にも下落圧力がかかりそうです。地方でも静岡駅前や県庁周辺などで、各企業の拠点の閉鎖などで空室が発生しているようです。