新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2021年に延期された東京五輪・パラリンピックについて、東京都や大会組織委員会が大会の簡素化を検討しています。入場行進を取りやめるほか、観客席の間隔を空けるといった案があります。感染対策の徹底で大会中止の事態を回避したい考えです。具体的な感染対策の検討を秋以降に始める方針を明らかにしていますが、万全のウイルス対策やPCR検査体制をいかに整備するかなど解決すべき課題は多いと思われます。開閉会式で入場行進が見られないのはとても残念ですが、果たしてどうなるのでしょうか。