日本経済新聞社が20日まとめた採用計画調査で、主要企業の2019年度の中途採用計画数は6万6763人となりました。18年度比12.7%増で、増加は10年連続となります。人工知能(AI)の開発者やエンジニアなどIT(情報技術)人材で即戦力を求める動きが強まるうえ、人手不足も続いていることが背景にあります。中途採用は新卒を含めた全体の採用計画の3割に迫る水準に達しています。今後は特に建設技術者、システムエンジニア、あらゆるものがネットにつながる「IoT」やAI、サイバーセキュリティ関連の経験者を即戦力として起用し、異業種や官民の連携も進んでいくことが予想されます。