日銀は17日発表した金融システムリポートで約6割の地方銀行が10年後の2028年度に最終赤字になるとの試算を示しました。人口減と低成長に伴う資金需要の先細りで貸出の伸びが鈍り、銀行間の競争が激しくなり、利ざやの縮小が続くためです。一方、各行が注力してきた不動産融資にはバブル期の1990年末以降となる過熱サインを示し、一部の金融機関に金融緩和のひずみがリスクとして溜まっていることに警鐘を鳴らしています。栄枯盛衰。金融機関に対して学生の人気が凋落しているのも納得できます。寂しい限りです。こんな夜は一杯飲んで気分転換が一番です。