政府は1万円、5千円、千円の紙幣(日本銀行券)を印刷すると発表しました。1万円札の肖像画には第一国立銀行(現みずほ銀行)などを設立した渋沢栄一、5千円札には津田塾大学を創設した津田梅子、千円札には破傷風菌の純粋培養に成功した北里柴三郎を採用します。偽造防止のために約20年ごとに変えており、今回もその一環で、2024年度上期に発行する予定となっています。新紙幣は印刷までに2年半かかり、自動販売機やATMなどが対応する期間として2年半を想定して発行時期を決めています。ATMなどは紙幣を判別するソフトウェアの改修が必要になります。自販機メーカーやATMメーカーは特需が見込まれ株価も上昇しています。