処方薬が自宅で入手可能

厚生労働省は、2020年度をメドに患者が自宅にいながら処方薬を入手できる仕組みをつくる方針を固めました。スマホなどオンラインでの服薬指導を全国で認めます。将来的には診察から薬の受け取りまで一貫して在宅でできるようにし、なるべく入院を減らして膨らむ医療費を削減する一助とするのが狙いです。ただ、日本薬剤師会は対面の服薬指導が安全な薬物療法を確保するうえで極めて重要だとしており、オンライン指導には一定の制限が課せられる方向のようです。