買物や飲食の支払いに現金を使わないキャッシュレス化を進める機運が急速に高まっています。業種を問わずに新規参入やサービスの拡大が相次いでいます。決済データの蓄積は人工知能(AI)を賢くし「第4次産業革命」の肝になるだけに、政府もキャッシュレス化を成長戦略の柱に据える考えです。キャッシュレス決済の比率が20%にとどまる日本ですが、今後新サービスが続々と出てくる状況がキャッシュレス化決済で続けば選択肢が多すぎて逆に普及にブレーキをかけるとの懸念もあります。ここは焦らずじっくりと各社の特徴を見極める必要があります。