サッカーのワールドカップロシア大会で日本代表が3度目となる決勝トーナメント進出を果たしました。ポーランド戦で終了間際、無理に攻めなかった試合運びの西野朗監督の戦術は、モラル上の問題はあるかもしれませんが、ルールには違反していません。スポーツ指導者でも経営者でも戦術・戦略の失敗における最大のリスクを常に想定することが不可欠です。今回の代表戦で言えば、最大のリスクは1次リーグ敗退でした。決勝トーナメント進出への国民の期待は半端なかったと思われます。ギリギリの選択を迫られた西野監督の判断は賢明であったと思います。