書店数の減少に歯止めがかかりません。若者を中心に本を読まない「活字離れ」が止まらないほか、稼ぎ頭の雑誌と漫画が海賊版サイトなどの影響で振るわないためです。この10年間で3割弱の書店が閉店し、全国で書店が1店もない自治体は2割に達しています。書店チェーンは、低利益体質からの脱却を図るなど、生き残りを模索しています。出版取次ぎ会社も書店の粗利益率の改善を目指し、書店チェーンに文房具や雑貨類などを増やす提案をしています。ただ、これらの改善策が書店にとっての抜本的対策となるのかは疑問です。因みに本離れの対策として飲食(ビール)ができる公設図書館があるそうです。驚きました。