スマートフォンなどを使って離れた場所の患者を医師が診るオンライン診療の保険適用が4月に始まりました。高齢などで容易に通院できない患者が増えているのを受け、手軽に診察を受ける環境を整えるのが狙いです。一方、対面診療とは異なるオンライン診療は、まだ手探りの段階で課題もあります。例えば、病院に出向かなくても処方箋が得られることにより(薬をもらうだけで)、病気を治そうとするなど意識の低下につながることです。厚生労働省の具体的な対応策(①初診は対面が原則②患者が実施を求める場合のみ実施③必要な場合は対面に切り替える)が功を奏すといいのですが・・・