アップル社のiPhoneが2008年7月に日本へ上陸し、まもなく丸10年になります。スマートフォンブームに火をつけ、携帯電話市場を一変させました。スマホをベースに次々と誕生する「手のひらサービス」は、われわれ利用者に便利さを提供しながら既存の価値観をどんどん破壊していきます。今やスマホさえあればほとんどのことができる時代です。もはや若者にとって例えば金融機関などはiPhoneを指すのかもしれません。変わっていかなければ企業が生き残れないこともわかっていますが、反面変わってはいけないこともたくさんあり、頑固に守っていかなければならないこともあると思います。