シンガポール(起業家育成)

シンガポールが1T(情報技術)立国を目指し、国をあげて起業家を育成しています。この15年間で2200人超のシンガポール国立大学生をシリコンバレーなど世界各地のベンチャー企業に派遣しています。海外の武者修行を経て、多くの起業家が育ってきています。

背景にあるのは、高成長を続けないと世界の中で埋没するという小国ならではの危機感です。面積は東京23区程度、人工はわずか560万人、水や食料、エネルギーなどの資源にも乏しいのです。そんな小国の発展の原動力は、貿易や金融のハブとなり、世界からヒトやカネを引き寄せることだということです。シンガポールがこれほど小さな国だとは驚きです。