オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授は「人間が行う仕事の約半分がAI(人工知能)に奪われる」と予測しています。「あと10年で消える職業」に挙げている職業には、意外なことに専門職が多い。背景には、これまで不可能だった莫大な量のデータをコンピュータが処理できるようになった結果、非ルーチン作業だと思われていた仕事をルーチン化することが可能になりつつあるからです。
反対にAIに奪われない職業は、「クリエイティブな仕事」としています。機械や人工知能にも奪われないスキル、0から1を創り出すことなどの創造です。そして、人と人とのコミュニケーションです。これは人間にしかできません。コミュニケーションを必要とする職業はAIに仕事を奪われる可能性が低いといえます。