学生の就職内定率がリーマン・ショック前の水準まで高まっています。9月1日時点で、2018年春卒業予定の大学生・大学院生の内定率は9割を超えました。
一方、企業業績の改善や少子化による空前の「売り手市場」で、十分な人数を確保できていない企業もあります。
とくに学生の認知度が大手企業より低い中小企業の苦戦が目立つようです。
中小企業やサービス業、具体的には介護、流通などで「最後の1割」を巡って争奪戦が繰り広げられることが予想されています。
地方には、まだ知られていない魅力のある中小企業もたくさん存在しているので、大企業とは異なる特徴などを丁寧に説明し、人材を獲得していくことが不可欠です。