リクルートライフスタイルがまとめた「じゃらん宿泊旅行調査2017」によると、静岡県は「子どもが楽しめるスポットや施設、体験が多かった」という評価が高く前年(16位)を上回る全国9位。海水浴などの自然体験に加え、伊豆ぐらんぱる公演や富士サファリパークなどレジャーの多様性で支持を集めたようです。
一方、「若者が楽しめる施設が多かった」との評価は全国18位、「大人が楽しめる」は全国34位と、県内は多くの温泉地を有するものの、大人向けの旅行提案に課題がありそうです。
また、「地元ならではの食べ物や魅力のある土産物」の評価は、全国20位台に留まっています。2016年度の延べ旅行者数は723万人で、東京都、北海道に続いて全国3位の堂々たる実績があるのですから、若者や大人向けの提案や情報発信に努めていけば、さらに満足度や評価が高まり旅行者数も増加すると思います。