ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任することが決まりました。事前のメディア予想では、ことごとくヒラリー・クリントン氏の優勢が伝えられていたため、この結果は世界中で大きな驚きをもって受け止められています。
さて、気になる日本への影響ですが、日米安全保障や通商政策でも厳しい発言をしており、もし円高が進行すれば製造業など輸出型産業の下請企業の収益圧迫や、訪日外国人の客足が鈍化するなど経済にも大きな影響が生じかねないとの懸念が広がっています。この先、市場がどう反応するのか読めない状況です。はたして、トランプ氏はハートのエースとなるのか、それともジョーカーを引いてしまったのか、いずれにしても今後のアメリカの対日政策を注視していくことが不可欠です。